セイバープラスZをお使いいただいている現場をご紹介し、他の施設やご家庭での使用にヒントとなる情報をプラスしていくこのコーナー。第5回目は、東京・六本木にある「オステリア ナカムラ」の様子をリポートします。人気の洋食店では、どのような除菌・消臭が行われているのか、シェフの中村直行さんにうかがいました
六本木駅7番出口から徒歩5分。表通りから少し離れた小さなビルの2階にひっそりとお店を構える「オステリア ナカムラ」は、シェフの中村直行さんとマダムの幸子さんがご夫婦で営むイタリアン料理店です。
六本木は、毎年たくさんの新しいお店が開店する、東京の中でも移り変わりの多い激戦区。そんな街で17年以上も続いているこのお店は、雑誌にも載る人気店です。お客様は全体的に年齢層が高く、飾らないスタイルとイタリア料理ならではのシンプルさを生かしたおいしさで、舌の肥えたたくさんのお客様を魅了しています。
店内には、厨房での調理の様子も見えるカウンターが6席、ゆっくり食事を楽しめるテーブル席が22席。温かみのあるウッド調の内装とマダムの丁寧な接客が心地よい落ち着いた空間は、食事を楽しむお客様でいつも賑わっています。
「お客様から「おいしかった」と言われ、笑顔で帰ってもらえるのがやりがい」と話す中村シェフ。お客様に喜んでもらえる料理を提供するために、食品を扱う環境の衛生状態には、かなり注意しているそうです。
「食中毒のもとになる菌って、人間の目には見えないじゃないですか。だからこそ、余計に気をつけて除菌しないといけないと思っています」
そんな食品衛生に気を遣って調理をする「オステリア ナカムラ」にセイバープラスZが導入されたのは、2年ほど前。きっかけは、いつもお肉を届けてくれる卸業者さんのすすめだったといいます。
「近年は気温が上がっているのもあり、湿気もある微妙な温度になりやすいんですよね。そうすると菌も繁殖するから、アルコール除菌だけだと足りない部分があるんじゃないかと思って、セイバープラスZを使うことにしました」
アルコールでは対応しきれない部分の除菌・消臭用として導入されたセイバープラスZですが、どのような使い方をされているのでしょうか。
まず挙げられたのがまな板です。食材に直接触れるまな板は、包丁で食材を切った後の細かい傷がたくさんついているもの。きちんと手入れをしていないと、傷の隙間で菌が増殖してしまうので、清潔に保つためには毎回の除菌が不可欠です。
「魚を扱う作業の後は、生臭いにおいも消せるのでセイバープラスZをまな板に使っています。しまう前には必ず熱湯をかけて、菌を殺す処理もしています」
調理中は食材を直接手で触ることも多いので、手を清潔に保つことも重要とのこと。何か作業をする前後は、必ずセイバープラスZで手のひらの除菌をしているそうです。
また、たくさんのお客様が使うトイレは、どうしても匂いがこもってしまうもの。匂いが気になる時は、セイバープラスZの出番。消臭と同時に、壁なども掃除しているそうです。
食中毒が発生しやすいのは、気温が高く湿気も多い、梅雨の時期のような環境。ですが、「オステリア ナカムラ」では他の季節も変わらず、しっかりと除菌をしているといいます。
「若手のスタッフには“ジメジメした時期は特に気をつけろ”などと言いますが、実際は一年を通して多かれ少なかれ食中毒のリスクはあるもの。だから当店では、常に危ない時期だと思って除菌を行うようにしています」
セイバープラスZの使い心地について中村シェフに伺ったところ、「本当に何にでも使っています。色々なところに使えるので便利ですね。除菌も“これを使っていれば間違いない”と思って使っています」と話してくれました。
お客様に愛されるおいしい料理を作る裏側で、セイバープラスZが活躍しているようでなによりです。ご協力いただき、ありがとうございました!
中村ご夫妻が夫婦で営む、六本木のイタリア料理店。2007年に移転し、現在の店舗に。旦那様・直行シェフのビストロ料理は、満足感を得られるボリュームとシンプルで繊細な味わいが食通にも好評。寒い季節は炭火焼き料理が楽しめるなど、季節に合わせたおすすめ料理で来店したお客様をおもてなししています。
所在地:東京都港区六本木7丁目6−5 六本木栄ビル2F TEL:03-3403-8777
HP:http://www.osteria-nakamura.com/